海外でホテルマンやレストランのスタッフにチップを渡すときというのは、日本人にとってあまりなれていないために、ドギマギしてしまいます。また、人に小銭をお金を渡すというのは、なんだか失礼な気がしますよね。しかし、海外ではそれが当たり前だと思えば、慣れてくると思います。
チップを渡すにも、マナーがあります。チップがたとえ数百円だとしても、財布に残っている大量の小銭で払うというのは、「サービスに不満だ」ということを意味しているのです。チップ用にそれほど小銭を用意しておきたいですね。
日本円で100円相当のコイン、500円相当のコインを用意しておくといいかもしれません。10円や1円玉に相当するような細かすぎる小銭で渡すことのないように、配慮したいものですね。チップを渡すのは、お礼のときとは限りません。
日本人としては、慣れていないので、少し受け入れがたいことかもしれませんが、自分によくサービスをしてほしい、というときに、前もってまとまったチップを渡すという方法もあります。これは日本では通用しませんが、海外では大いに通用します。一流レストランでよい席に通してほしい、というときに3000-5000円くらいのチップをメートル・ドテールに渡すと、案内してくれる席が格段に違ってきます。これは、オペラのあとなど、男性はタキシード、女性はロングドレスで食事をしたい、というような特別な夜、事情によっては5000円以上渡しても損はない、というほどだそうです。